日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
まえにこのブログでお知らせした、Komachiに掲載された「30番ラーメン」についての話。
五泉に昔から住んでいる方ならば、30番ラーメンと聞けばピンとくる方もおられるはず。
そう、30番ラーメンといえば、品川飯店さんの人気メニューでした。
これは、品川さんが店舗を閉めた後、30番ラーメンを受け継いでよいかと、お願いしたときに聞いた話。
ここ五泉は、地場産業であるニットや絹織物で有名な町です。
そんな繊維産業に糸は必需品で、糸も、麺も、番手が大きくなるほど細くなるということに着目し、繊細な細い糸とかけて、麺としては極細の、30番の麺を提供したのが始まりだとか。
30番というのは、製麺の機械の、麺の切り番手のサイズのことです。
以来、品川飯店さんの人気ラーメンとして定着されていました。
閉店されてから、当店にいらしたお客さまからも惜しむ声が聞こえ、何とか五泉の街に残したいと思ったのが、当店のメニューとして始めたきっかけです。
品川さんとは、味付けが違うことは確かですが、当店でも今や定着し、細麺の好きなお客様に受け入れられています。
どちらかといえば、年配の方のほうがお好きなようです。
当店では、いろいろな味付けにも対応しております。
ちなみにこれは、30番で作った、ボリューム満点の当店人気のからあげラーメン。
お好きな味付けで、いろいろとお試しくださいませ。お待ちしております。