日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
昭和初期の頃の創業と聞きますが、先々代が亡くなった現在では当時のことを知る由もありません。
地場産業で町が賑やかだった時代もありましたが、現在はその面影もなく人が溢れていた駅前の景色も、ここ数十年の間に変わってきました。
五泉駅から乗降する人の波がいつしか途絶え、駅前商店街も櫛の歯が欠けたように希薄な存在に。
そこはかつて五泉の玄関口として発展した駅前通り、今では寂しい現実があります。
コンビニもないと驚かれる五泉市駅前通りではありますが、「当店が此処にあること」、それが駅前の目印になることを目指して日々営業しております。
美味しいことはもちろんのこと、満腹感と安心感、気軽さがあることが大衆食堂の定義と考えております。
最近では「地産地消・ヘルシーで身体に優しい」をキーワードに、新たなメニューの開発や「食による町おこし」のご当地グルメ「さといも麺」の認知度の醸成に各地のイベントへと出掛けたりもしております。
かつては全国津々浦々に存在した大衆食堂と呼ばれる飲食店も時代とともに姿を消していき、ラーメン専門店や大手ファストフード店・コンビニチェーンなどが全盛と、飲食を取り巻く環境も変わりました。
麺類から定食・お酒の提供と何でも屋の大衆食堂、今では「町中華」として語られることもありますが、「五泉市には日の出食堂がある」とお客さまから信頼され来店される店を目指します。
五泉市内にかかわらず、市内外の皆さまのご来店お待ちしております。