日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
先の週末。
梅雨の最中の雨の中、市内外から、『さといも麺』を食べにご来店されるお客様が、今も続いております。
この悪天候の中、足を運んで頂いて、有難いことです。
3月の『さといも麺』再開から現在まで、順調に『さといも麺』は売れ続けています。
ゴールデンウィーク前後にTV局に取り上げていただいたこともあり、それ以後、市外からおいでになったお客様も増えました。
『さといも麺』を提供していて見えてくるのは、五泉の街を来泉されるお客様が増えているということです。
町おこしを唱えて始めた『さといも麺』ですので、それはそれは、とてもうれしいことです。
もとより五泉の観光は、春先から始まる水芭蕉・チューリップ・桜・ぼたんの花シリーズが有名ですが、初夏には終わってしまい、その他といえば単発で行われるニットフェアとか農業まつりのようなものか、咲花温泉。つまりは、五泉の町の中に入ってくるイベントではありません。
かつては隣町だった村松町も今は五泉市ですが、人を惹きつけてやまない観光地があるかといえば、それほどでもないようです。
つまりは、訪れることが少ない五泉の街を、『また、いらして下さい』という食による町おこしやおもてなしの発想で生まれた『さといも麺』です。
『また来たよ』と言って、来店される市外のお客様が増えていることも、うれしく、食による町おこしはあるんだなという実感がわく瞬間でもあります。
さて、こんな『さといも麺』の町おこし活動をしていますと、いろいろな取材や訪問を受けることがあります。
前述したようにテレビはもちろん雑誌などでもそうですが、話を聞くと、他の地方では行政も積極的にバックアップしてくれたり応援してくれていたりするそうです。
ここ五泉では、今のところ、私たちの活動にはあまり積極的にかかわってくれていないのが実情で、よその町が羨ましく思います。
県の行政の方と話をする機会がありましたが、五泉市の行政と違い、県の方々は話をしていても“やる気”が感じられて力が湧いてくる感じがします。
その“やる気”を私の中で消化して、これからも地道に町おこしを続けていこうと思うこの頃です。そして、いっときのブームで終わるのではなく、五泉の街の『G級グルメ』として定着させたいということが今の願いでもあります。
なお、当店、日の出食堂。火曜日、定休日です。
また明日よりのご来店、お待ちしております。