日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
先日の火曜日のこと。
さすがに普段は定休日での営業なので来店されるお客様も少なく、少しばかり寂しい一日でありました。
それでも常連さんやお子様連れの若いお客様がいらしたりと有り難い一日でもありました。
そんな日のランチタイム、常連さんに連れられた初めてのお客さまとの二人連れ。
その常連さんはいつもの「さといも麺のクリームパスタ」を注文、そして一見さんは「しょうが焼き定食」。
一見(いちげん)さん、当店に初めていらしたものですから、薄切り肉とは違うポークソテーのしょうが焼きと定食の小皿の数にビックリ。
そして常連さんの食べている「さといも麺」で作られたパスタにまたビックリ。
食堂というとラーメンやかつ丼ぐらいしか置いてないだろうという先入観、その先を超えていったパスタ屋さんのような「さといも麺」でつくられたパスタに興味津々の様子。
「次はパスタ食べてみるわ」と次回の来店をお約束。
ラーメン専門店とは違い、麺だけではなくご飯ものや定食類、そして洋風なメニューまでもそろっているのが大衆食堂の良さ。
この写真は40年も前の当店のお品書き、かつ丼が400円、その当時からハヤシライスなど洋食メニューも提供していた日の出食堂の歴史。
最近は牛丼屋さんなど全国的なチェーン店までもが五泉にはあり、ましてやコンビニやハンバーガー店に弁当屋さんとほぼ全国で同じメニューが提供されていることを思うと地域の根強く残っている大衆食堂はもっともっと個性的でいいのかもしれません。
しかしなかなか五泉市の食堂、それほど対外的にウチはこれやってるぞって元気もないのも事実。
大衆食堂、五泉市はもとより新潟県内、最近はラーメン専門店に押され気味でどの土地でも来店のお客様が減っているのが現状ですが、まだまだ頑張らねば。
そんなこんなで大衆食堂の灯を絶やすまいと思い感じた一日でありました。
五泉の食堂、いやいや、全国の大衆食堂の皆さま、頑張りましょう。