当店のある五泉市駅前、昔は繁華街として五泉の町をリードしていた時期もありましたが、残念ながら今は昔のお話。
ニット業が全盛の頃、周辺の町から電車やバスを利用して通っていた方々も多く、駅前は朝晩と人波で賑わっておりました。
バブルが弾け、ニット業が斜陽し廃業、働く方々も減っていき、当店のような飲食店は残業の供給もなくなり売上減と駅前のみならず五泉市の勢いが削がれていった、この30年。
当店近くにあった大型デパート「ジャスコ」、現イオンでしょうか、その店舗も閉店し、駅前はトドメを刺された感があります。
それでもコロナ禍前はまだ人通りもありましたが、ネットの影響からか、2軒あった書店もなくなり、知的好奇心のある方々や学生さんも見掛けなくなりました。
駅前商店街、当店も加入しておりましたが年に一度、売り出しがあるかないかの活動くらいで、コロナ禍、当店としては活動によるメリットもないと脱退。
大変申し訳なく思っておりましたが、脱退後も目の引く活動もないようで、今に至っております。
新規に商売を始める店舗があっても加入促進の動きもないようで、当店近くに出来たお店の方々も商店街には入っていないようです。
そんな訳で「商店街の春の売り出し」とか「年末年始セール」とは今は無縁の当店。
そんな当店、コロナ禍から「PAYPAY」なるキャシュレス決済を導入しているのですが、今や現金よりこちらという時代。
何よりも年に何回かのお得なイベントをテレビで宣伝しますので、利用している方には現金よりも使い勝手が良いのかも知れません。

最近では若い方のみならず年配の方でもQRコードを読み込みピッと会計を済ませて行かれます。
櫛の歯が欠けるように商店街の通りも店が点在するばかりで、街歩きの楽しさもなく、日本中こうしたキャシュレス決済のお得さが現在の商店街のようなものでしょうか。
色々な商売のお店が通りに連なっていた時代が懐かしく、商店街で全て賄えていたあの頃、今ではネットで足を運ぶことなく買える時代。
五泉市のような人口減の町では商店街を維持することも厳しいのかも。
日本の失われた30年、結局は経済が成長していないことに尽きるんでしょうね。
五泉市駅前、夜の静寂が週末を包んでいます。
暖かくなったら街歩き、飲み歩きと昔の賑わいが戻ってくることを目指したいものです。




