日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
さといも麺があるじゃない会、いわゆる日の出食堂としてイベントに出る際に使うミドルネーム。
最初は五泉食堂組合の有志でイベントに出るときに使っていたもの、しかしてイベント、なかなか黒字になるのは難しく、いつしかイベントに出てくるお店もなくなり、いまでは当店、そして私のお友達がお手伝いとして参加してくれる団体です。
それでも志は高く、「さといも麺」の今以上の認知と里芋が有名な五泉市へ来泉される方が増えればいいという初期の目標は今でも変わりません。
で、ここ数年、市外はともかく県外へと足を運んでいるわけです。
梅雨入り前、五泉観光協会からのイベント要請があり、県外それも東京都内、待っていたイベントがやっと来たと歓声を上げたのは言うまでもありません。
しかし先日、五泉市役所観光課、「申し訳ありませんがブースが狭く、ご期待に添えることはできません」とお断りが。
聞けばテントが一張り、さといも汁を提供するために農家の方がテントの半分以上は使い、残りの部分は五泉市の物産を展示販売とのこと。
実は以前からも今回のように都内へのイベントがあれば同行したいと話していましたが、いつもいつも火は使えないから、ブースは狭いからとかでそれっきり。
今回も最初からダメ元でと思っていましたが案の定の結果、ならば募集をかけるなよと云いたくもなります。
五泉市、私どものご当地グルメを広く紹介する気はないようで悲しいことです。
県内各地のご当地グルメ団体、関東へと行政が連れて行ってくれたり、イベントを紹介してくれたりとあるようですが、この町から紹介された話など一つとしてありません。
糸魚川や柏崎、長岡にあるご当地グルメなど横の繋がりから知り得た話では積極的に関東などイベントへ行くとのこと。
何やらこの町とは事情が違うようで羨ましい限り、もっとも「さといも麺」、ほぼ自分たちの頑張りで現在に至っているわけで今更行政や観光協会に頼ることもないのですが。
そんなわけで「さといも麺があるじゃない会」、関東への夢もまだまだ先のこと。
五泉市に世間から人をもてなすイベントはなく、ともすれば市外から人が来ることなどハナッから想定していないことが多いのが現実。
私のようなサービス業とはそこからして考えが違うことが明確で、悲しくも憂鬱なこと。
いつか、それほど遠くない何時か、関東のイベントで「さといも麺」を召し上がってもらいたいものです。