日の出食堂的、情報発信と五泉ご当地グルメ『さといも麺』のお話
8日から始まる地場産業のニットを広く知ってもらうイベント、五泉ニットフェス。
今年で3回目の開催となり、普段見ることのない工場見学が出来たり、ニットを身近に感じることの出来るイベントです。
本日の新潟日報では、そのイベントに五泉の高校生がニットの端切れなどを使ったアクセサリーなどを考案してイベントに花を添えていることが紹介されています。
地場産業とはいえ最近では地元の子達が働くことも少なくなり、ニット離れも相まって「五泉と言えばニット」と答えられる子供達が少なくなっていることは否めません。
そんなご時世ですから地元の高校生がこうしたイベントに協力することはとても意義のあること。
五泉のニットを身近に感じて次の世代へと語り継いでいくことも大人の使命、いやいや五泉市の重要な施策かもしれません。
残念ながら私ども五泉の食堂には協力のお願いもありませんので寂しいことではあります、ですが先日は五泉に住所を移して活動する地域協力隊のAさんが「せっかくのさといも麺、ニットにいらしたお客さまにPR出来ませんか」と訪ねてくださいました。
ある意味、五泉にいる方よりも五泉を知らない方の方が今の五泉を知っておられます。
あまり五泉のイベントがないことは周知の事実でありますので、こうして訪ねていただいただけで有難いこと、ただ今回に至って言えば当店は別のイベントに出店というアクシデント。
残念ながら、ニットさんのお付き合いは叶わないことをお話しして「では次回、」と納得してもらいました。
本来ならばこうしたイベント、オール五泉で町を盛り上げようと旗を振るのが一番と思いますが、やはり五泉市、なかなか一つになりません。
何年か前もこのブログでお伝えしたようにニット業界は市からの支援もあり、ましてやイメージ戦略もあるようで、ソフィスケートされたイメージで売り出したい感じで町のちっぽけな食堂の「さといも麺」とはコラボしてくれないのが残念なこと。
思えば昨年のイベント前に旅行会社のJTBさんから関東からツアーを企画するに当たって「さといも麺」をランチで出して頂きませんかという発展的な提案があり嬉しく思ったものですが、いつしかお洒落なお店にランチは変更になり、当店としては「やっぱ食堂じゃダメなのね」と肩を落とした始末。
しかして今年は昨年のようなツアー企画もなく、レベルダウンは否めない気もしますが五泉市のニットを全国の皆さまにアピールしてもらいたいものです。
そんなこんなの五泉市ニットフェス、今週金曜日より開幕です。
詳しくは五泉ニットフェスのHPをご覧ください
→http://gosenknit.or.jp/knitfes-2019/